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フジテレビはなぜ凋落したのか [本]

6月28日(水)
吉野嘉高『フジテレビはなぜ凋落したのか』(新潮新書)読了。

フジテレビはなぜ凋落したのか (新潮新書)

フジテレビはなぜ凋落したのか (新潮新書)

  • 作者: 吉野嘉高
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2016/03/16
  • メディア: 新書


元フジテレビ社員で、現在は筑紫女学園大学現代社会学部教授の吉野嘉高が、1970年代から現在までのフジテレビの栄枯盛衰を解説する。

フジテレビは1982年から1994年まで、視聴率三冠をほぼ独占し続けた。
1995年から日本テレビに王座を奪われたが、自分たちは「カッコいい番組を作っている」「フジテレビは一流会社だ」というプライドから、しゃにむに王座を奪還しようとしなかった。
2004年から2010年まで、王座は奪還したが、その後は凋落の一途。
僕は80年代のフジテレビの全盛期を知っているので、今の惨状が信じがたい。
しかし、これがこのまま永遠に続くとも思えない。

今日は10時からキャラメルボックス俳優教室の授業。
19時から赤坂レッドシアターへ行き、ワンツーワークス『アジアン・エイリアン』を見てきました。
キャラメルボックスの多田直人と、D-BOYSの山田悠介君が出演しているのです。
ワンツーワークスは社会問題を題材にした芝居をやる硬派の劇団で、今回のテーマは日本における人種差別。
20年ほど前の作品の再演だそうで、多少古さは感じさせるものの、芝居としての完成度は非常に高い。
多田も山田君も出番が多く、非常にしっかりした演技をしていました。
客席には、大森美紀子、西川浩幸、石森美咲、元木諒、石川彩織、矢野聖、島野知也、それにD-BOYSの碓井将大君の姿も見えました。
楽屋へ行き、多田と山田君に挨拶して帰りました。
『アジアン・エイリアン』は7月2日(日)までです。

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