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あげまん [映画]

8月20日(日)
伊丹十三監督『あげまん』(1990年)GEOのレンタルDVDで鑑賞。

あげまん [DVD]

あげまん [DVD]

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • メディア: DVD


ナヨコ(宮本信子)は赤ん坊の時に親に捨てられ,老夫婦に育てられた。
中学を出て、芸者の道に進むが、18の時、僧呂の多聞院(金田龍之介)に水揚げされる。
妾として暮らしながら、ナヨコは短大に通い、経営学を学んだ。
多聞院の位はめきめきと高くなっていったが、やがて病死。
ナヨコは多聞院の友人で、大手銀行頭取の千々岩(大滝秀治)の秘書となる。
ある日、千々岩に会いに、姪の夫婦がやってくる。
姪の夫の鈴木主水(津川雅彦)は、千々岩の銀行の地方支店長だった。
複数の愛人を持つ鈴木は、ナヨコに近づく……。

「あげまん」とは、男を出世させる運を持つ女のこと。
公開当時、この言葉は流行語になった記憶がある。
メインはナヨコと鈴木のラブストーリーだが、『マルサの女2』と同じく、政財界の大物たちの醜さをこれでもかと描く。
橋爪功、東野英治郎、北村和夫、宝田明、島田正吾らがギラギラと熱演。
しかし、全体的には艶笑コメディという印象で、ドラマとしては深みも盛り上がりもなかった。

キャラメルボックスの冬の公演のチラシのデザイン案が送られてきました。
秋の『光の帝国』の稽古も始まってないのに、もうその次の準備が進んでいます。
今書いている脚本が完成したら、すぐに冬の脚本に取りかからなければならない。
今年の夏は、書いて書いて書きまくらなければならない。
先日、15MMAの親睦会で、若い女優さんに、「32年続けていて、今、何をモチベーションにしているのですか?」と聞かれました。
「僕は書く才能がないので、昔も今も、もっとうまくなりたいと思って、書いています」
この言葉に嘘偽りはない。
もっと書いて、もっとうまくなるのだ!

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