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昨夜のカレー、明日のパン [本]

8月22日(火)
木皿泉『昨夜のカレー、明日のパン』(河出文庫)読了。

昨夜のカレー、明日のパン (河出文庫)

昨夜のカレー、明日のパン (河出文庫)

  • 作者: 木皿 泉
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2016/01/07
  • メディア: 文庫


テツコは28歳、7年前に夫の一樹を亡くし、今は義父と二人で暮らしている。
テツコは義父を「ギフ」と呼んでいる。
テツコには岩井という恋人がいて、最近プロポーズされたが、今の生活を変えたくなくて、断ろうと思っている。
隣の家の小田宝は航空会社で客室乗務員をしていたが、人前で笑えなくなり、自宅に引きこもっている。
いつもムッとした顔をしているで、テツコは「ムムム」とあだ名をつけた……。

2014年度本屋大賞2位。
木皿泉は、テレビドラマの脚本家である和泉努と妻鹿年季子(実生活ではご夫婦)のペンネーム。
二人にとっては初めて小説。
後に自身の脚本でテレビドラマになったらしい。(僕は未見)
風変わりな人々ののんびりとした日常を描く。
キャラクターもエピソードもセリフもみんな気が利いていて、センスがいいなと感心した。

今日は15MMAの仕込み2日目。
午後から場当たりで、1劇団1時間ずつやっていきました。
吉祥寺シアターはまだ新しい劇場なので、どこもかしこもキレイ。
しかし、今回は出演者が40人以上いるので、舞台裏は大混雑。
キャラメルボックスの楽屋は、柿喰う客、Mrs.fictionsと相部屋で、もちろん男女一緒。
本番中はきっと大変なことになると思います。
舞台へ行ってみたら、美術が素敵でビックリ。
この美術だけで一見の価値ありだと思いました。
『ラスト・フィフティーン・ミニッツ』はとてもシンプルな芝居なので、5か所ほど練習した後、一気に通してみました。
筒井俊作も渡辺安理も大分慣れてきたようで、今日もノーミス。
上演時間は15分06秒!
これなら、もう合格と言っていいのではないでしょうか?
というわけで、場当たりはわずか40分で終了しました。
明日はいよいよゲネプロと本番初日。
6劇団のカラーが全く違い、それぞれおもしろいので、きっと楽しめると思います。
ご来場を心よりお待ちしていきます。

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