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危険なビーナス [本]

12月31日(日)
東野圭吾『危険なビーナス』(講談社)読了。

危険なビーナス

危険なビーナス

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/08/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


手島伯朗は独身の獣医。
ある日、異父弟・矢神明人の妻と名乗る女が訪ねてくる。
明人はその女・楓とシアトルで結婚し、2日前に二人で日本に帰ってきた。
が、帰国直後に行方不明になったらしい。
二人が帰国したのは、明人の父・矢神康治が危篤になったためだった。
伯朗と楓は、明人が行方不明であることを隠して、病床の康治と対面する……。

東野圭吾氏の本はこれが62冊目。
独身の伯朗は楓に一目惚れして、中学生のようにのぼせあがる。
何ともイタイ主人公だが、読者の目から見ると、楓にはいかにも裏がありそうで(だってタイトルが『危険なビーナス』だし)、ハラハラしてしまう。
続きが気になり、379ページがあっという間。
泣ける話ではないが、超一級のエンターテインメントだと思った。
お薦めです。

キャラメルボックス2017ウィンターツアー『ティアーズライン』明石公演が一昨日、無事に幕を下ろしました。
これにて、2017年度のキャラメルボックスの公演はすべて終了。
ご来場くださった皆さんに厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました。
来年の一発目は3月の『夏への扉』ですが、その前にアルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって』があります。
初日は2月2日。
新年の稽古は1月5日から始まります。
今日は朝から大掃除をしましたが、たったの1日ではとても終わらない。
続きは1月3日から始めようと思います。
それでは、よいお年を!
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