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新正体不明 [本]

1月16日(火)
赤瀬川原平『新正体不明』(東京書籍)読了。

新 正体不明

新 正体不明

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 東京書籍
  • 発売日: 2004/10
  • メディア: 単行本


画家・赤瀬川原平が、路上で発見した様々なアートを写真で紹介する。

僕にとって、赤瀬川原平氏と言えば、「トマソン」。
「純粋階段」や「無用門」など、路上に出現した不思議な建築物を「トマソン」と名づけ、写真で紹介する運動を推進。
1985年に『超芸術トマソン』をという本を出版し、ベストセラーになった。
『新正体不明』はその延長線上の本で、建築物に限らず、様々な不思議なものを紹介する。
僕も最近、携帯電話で写真を撮り始めたので、道を歩きながら、不思議なものを探したいと思う。

11時より、新中野の劇団事務所で会議。
13時より、アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって』の稽古12日目。
稽古は全部で23日間なので、今日がちょうど中日。
2・3・4場の復習と5・6場の動き付けをやりました。
昨日の4場に続いて、5・6場もおもしろくなってきました。
稽古終了後は、稽古場で第二回親睦会。
立食形式で、ビールを飲みながら、いっぱい話をしました。
「河合和己」役の加藤潤一君が、僕の著作『成井豊のワークショップ』を持ってきてくれました。
高校時代に買ったそうで、中にはラインマーカーがビッシリ引かれていました。
うれしかった!
クロムモリブデンの森下亮君、鹿殺しの丸尾丸一郎君、空想組曲のほさかよう君、柿喰う客の玉置玲央君、少年社中の毛利亘宏君など、演劇界の30代前半から40代前半には、高校時代にキャラメルボックスの公演を見たり、僕の脚本をやったりした人たちがたくさんいる。
32年続けてきて、本当によかったと思います。
56歳になった今も、僕が健在であることを、『おおきく振りかぶって』で示したいと思います。
頑張ります。

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