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ビッグ・ドライバー [本]

1月17日(水)
スティーヴン・キング『ビッグ・ドライバー』(文春文庫)読了。

ビッグ・ドライバー (文春文庫)

ビッグ・ドライバー (文春文庫)

  • 作者: スティーヴン キング
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2013/04/10
  • メディア: ペーパーバック


アメリカ、コネティカット州。
テスは30代後半で独身のミステリ作家。
ある日、隣の州の図書館に招かれ、講演会を行った。
図書館長のラモーナから近道を聞き、車でその道を帰ると、途中で道路に木片がばらまかれていた。
木片についていた釘でタイヤがパンク。
そこへ、トラックがやってきて、巨大な男が降りてくる。
男はテスに襲いかかった……。
ミステリ中編2編を収録した本で、上記は表題作の『ビッグ・ドライバー』。

アメリカで2010年に出版された本。
タイトルは『FULL DARK,NO STARS』で、4編の中編を収録していたが、文春文庫はこれを『1922』と『ビッグ・ドライバー』の2冊に分けて出版した。
『ビッグ・ドライバー』には他に『素晴しき結婚生活』が収録されている。
2作とも物凄いおもしろさで、一気に読めた。
スティーヴン・キングは描写が執拗なので、長編だとなかなか話が進まないのがもどかしく感じられるが、中編ならばその心配はナシ。
思えば、『スタンド・バイ・ミー』も『刑務所のリタ・ヘイワース』も中編だった。
ひょっとして中編向きの作家なのか?

今日も11時より新中野の劇団事務所で行われた会議に出席してから、アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって』の稽古場へ。
稽古13日目。
まずは1~6場を通しました。
なんと、上演時間は73分!
単純計算で、1~12場は146分、2時間26分になってしまう!
ま、ま、まずい!
これから早急に対策を考えます。
その後は、7・8場の動きつけ。
稽古の進みはきわめて順調ですが、とにかく上演時間を短くしないと。
頑張ります!

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