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廃線紀行 [本]

1月26日(木)
梯久美子『廃線紀行』(中公新書)読了。

カラー版 廃線紀行―もうひとつの鉄道旅 (中公新書)

カラー版 廃線紀行―もうひとつの鉄道旅 (中公新書)

  • 作者: 梯 久美子
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2015/07/24
  • メディア: 新書


ノンフィクション作家の梯久美子が、日本国内の50カ所の廃線を紹介する。

僕は鉄男でも何でもないが、廃線に興味があり、この本を読んだ。
僕は埼玉県飯能市の生まれだが、子供の頃から廃線跡らしきものを見てきた。
それは、西武池袋線の元加治・仏子間の線路が入間川を越えるところに、並んで立っている、朽ちかけた橋脚。
キャラメルボックス『少年ラヂオ』のチラシの写真は、この橋脚で撮った。
僕が推薦したのだ。
こちらは僕の推薦ではないが、『ハックルベリーにさよならを』再演のチラシも、東京都港湾局専用線晴海線の晴海橋梁で撮った。
廃線跡にはロマンがある。
この本にはロマンが満ち溢れていた。
お薦めです。

アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって』の稽古20日目で、18時から第二回通し稽古。
その前に、昨日の第一回通し稽古で気になったところの修正と確認。
二つの試合の復習。
そして、18時から通し稽古。
今日は衣裳付きだったので、トラブルが心配されたのですが、何とか途中で止まることなく、通すことができました。
上演時間は1分近く短縮して、2時間12分59秒。
まだ約3分長い!
しかし、芝居自体はミスが減ったせいで、格段におもしろくなりました。
泣くには至りませんでしたが、3カ所くらい、感動でゾクゾクしました。
だから、終わると同時に、「おもしろかった!」と叫んでしまいました。
稽古終了後は、照明の打合せ。
プランナーの勝本英志さんの話によると、きっかけが全部で500近くあるそうです。
キャラメルボックスの公演に比べると、2倍以上!
ちなみに、音楽も2倍以上。
キャラメルボックスではあまり使わない、効果音もいっぱい。
何もかもが、いつもと違う!
一体どんな芝居になるのか、脚本・演出の僕自身がとってもワクワクしています。
お楽しみに!

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