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雨利終活写真館 [本]

1月27日(土)
芦沢央『雨利終活写真館』(小学館)読了。

雨利終活写真館

雨利終活写真館

  • 作者: 芦沢 央
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2016/11/29
  • メディア: 単行本


黒子ハナは29歳、原宿の有名美容室に勤めていたが、恋人の高井伸雄が田舎に帰ることになり、同行するために退職する。
ところが、伸雄に退職した話をすると、自分は結婚していると言う。
ハナは騙されていたのだ!
どん底のハナに追い打ちをかけるように、大阪の祖母が亡くなる。
祖母にはハナの母の他に、二人の子供がいたが、遺言状でその二人に遺産を譲り、ハナの母には何も残さなかった。
祖母はなぜそんな意地悪いことをしたのか?
ハナは祖母が生前遺影を撮影した「雨利写真館」を訪ねる。
そこは遺影専門の写真館だった……。

芦沢央氏の本はこれが4冊目。
遺影専門の写真館という設定がおもしろい。
4つの話が収められていて、どれもミステリ形式になっている。
僕は第一話の『一つ目の遺言状』が最も楽しめた。

アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって』の稽古22日目。
昨日の第三回通し稽古で気になった部分を稽古し、第二試合を復習。
18時より、第四回通し稽古。
昨日よりさらにミスが減って、上演時間は1分48秒短縮し、2時間09分59秒!
ついに2時間10分を切った!
1秒だけだけど!
若い役者の演技も、本当によくなりました。
これなら自信を持って、お客さんに見せできます。
でも、まだまだもっとよくなる。
2月2日の本番初日へ向けて、さらにブラッシュアップしていきたいと思います。
やるでやるでやるで!

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