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フェリーニのアマルコルド [映画]

3月29日(木)
フェデリコ・フェリーニ監督『フェリーニのアマルコルド』(1974年)WOWOWで鑑賞。

フェリーニのアマルコルド 4K修復版 [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • メディア: Blu-ray


1930年代、イタリア北部のリミニ地方のある小さな港町。
春一番が吹き、町には綿毛が舞っている。
町の広場に枯れ木や古い家具がうずたかく積み上げられ、てっぺんに冬の女神の人形が乗せられ、火が放たれる。
15歳のチッタ(ブルーノ・ザニン)は、父(アルマンド・ブランチャ)、母(プペラ・マッジョ)、おじいちゃん(G・ラニグロ)、おじさん、弟たちと暮らしている。
町一番の美人の娼婦グラディスカ(マガリ・ノエル)に憧れている。
豪華客船レックス号が沖合を通るという噂が流れ、町の人々は小舟に分乗して、海に漕ぎ出す……。

大学時代に見てから約35年ぶりに鑑賞。
フェデリコ・フェリーニ監督の自伝的映画で、少年時代を過ごした町の一年間を描く。
滑稽なエピソードの連発だが、そこから立ち上がってくるのは果てしないノスタルジー。
タイトルの『アマルコルド』とは、舞台になった地方の古語が訛ったもので、「私は覚えている」という意味。
それにしても、タイトルに「フェリーニの」と監督の名前がつくのは凄い。
『フェリーニのローマ』『フェリーニの道化師』という映画もあった。
他に思い浮かぶのは、チャップリンかキートンくらい。
偉大な監督の、愛すべき映画。

キャラメルボックス2018スプリングツアー『夏への扉』明石公演の2日目。
今日がこの芝居の大千秋楽です。
関西方面にお住まいの方はぜひ明石市民会館へお越しください。
開演時間は1400です。
平日の昼間で申し訳ありませんが、ご都合のつく方はぜひ!

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