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翻訳できない世界のことば [本]

4月26日(木)
エラ・フランシス・サンダース『翻訳できない世界のことば』(創元社)読了。

翻訳できない世界のことば

翻訳できない世界のことば

  • 作者: エラ・フランシス・サンダース
  • 出版社/メーカー: 創元社
  • 発売日: 2016/04/11
  • メディア: 単行本


ヨーロッパで活躍するイラストレーターのエラ・フランシス・サンダースが、世界各国の言葉の中から、他の言語に翻訳が困難なものをピックアップし、文章とイラストで紹介する。

図書館で偶然見つけた本だが、こんなにおもしろいとは思わなかった。
「コンムオーベレ」(イタリア語)/涙ぐむような物語にふれたとき、感動して、胸が熱くなる。
「モーンガータ」(スウェーデン語)/水面にうつった道のように見える月明かり。
「ヘゼリヒ」(オランダ語)/単に居心地よいだけでなく、ポジティブであたたかい感情。物理的に快いという以上の「心」が快い感覚。たとえば、愛する人と共に時をすごすような。
「ピサンザプラ」(マレー語)/バナナを食べる時の所要時間。
などなど、素敵な言葉にいっぱい出会えた。
日本語からは、「木漏れ日」「ボケっと」「わびさび」「積ん読」が選ばれていた。
イラストもオシャレでカワイイ。
強くお薦めします。

執筆中の夏の新作、11場の途中まで進みました。
あと少し!あと少し!
昼過ぎ、地元の図書館まで散歩してきました。
現在10冊借りていて、既に読み終わり、プログで紹介した3冊を返してきました。
帰り道、駅前のブックオフに寄り、見て回るだけのつもりだったのに、4冊買ってしまいました。
結局、1冊増えてしまった……。
4287歩、3,1キロの散歩でした。


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