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穴 [本]

4月27日(金)
小山田浩子『穴』(新潮社)読了。

穴 (新潮文庫)

穴 (新潮文庫)

  • 作者: 小山田 浩子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2016/07/28
  • メディア: 文庫


松浦あさひは夫と二人暮らし。
ある日、夫が転勤することになり、行き先が夫の実家のある町だったため、夫の実家の隣の貸家に引っ越した。
あさひは会社を辞めたため、日中は家に一人きり。
ふと外を見ると、見たことのない黒い獣が歩いていく。
あさひは後を追い、川の近くの草むらで、穴に落ちる……。

第150回芥川賞受賞作。
現実と非現実が入り交じり、その境界線はわからない。
黒い獣とは何なのか?穴とは何なのか?
『いたちなく』『ゆきの宿』の2編を併録。
こちらの二編は続き物で、話もわかりやすく、楽しめた。

高3の息子が国立新美術館の『至上の印象派展/ビュールレ・コレクション』に行ってきました。
で、お土産に、ルノアールの『イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢』の顔をプリントした缶入りハーブキャンディーを買ってきてくれました。
実はこれ、息子に買ってきてくれと頼んだのです。
僕が妻と行った時、買おうとしたのですが、売り場のレジが外に溢れるほどの長蛇の列で、泣く泣く諦めたのです。
手に入って、本当にうれしい!
執筆中の新作、11場が書き上がりました。
これで、全12場中11場まで完成。
残りは12場のみ。
あと1シーン!
もう一踏ん張りもう一踏ん張り!
でも、腰が相当痛くなってきているので、区切りのいい時に散歩に出かけたいと思います。

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