SSブログ

左目に映る星 [本]

4月28日(土)
奥田亜希子『左目に映る星』(集英社)読了。

左目に映る星

左目に映る星

  • 作者: 奥田 亜希子
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2014/02/05
  • メディア: 単行本


早季子は文具会社に勤める26歳のOL。
左目が近視と乱視のため、右目より見えにくい。
そのせいか、いやなことがあると、右目を閉じて、左目だけで世界を見るくせがある。
中学の同級生の吉住が同じ目を持ち主で、早季子は今でも彼を思い続けていた。
ある日、友人の知り合いに同じ目を持つ男がいると聞く。
それはアイドル・リリコの追っかけをしている、宮内という男だった……。

第37回すばる文学賞受賞作。
全く知らない人だったが、帯で角田光代氏と江國香織氏が褒めているのを見て、即購入。
結果は吉で、お二人が褒めるだけあって、非常に質の高い、センスのよいラブストーリーだった。
奥田亜希子氏は1983年、愛知県生まれ。
愛知大学文学部哲学科を卒業。
ぜひ別の作品も読んでみたいと思う。

今日も自宅で作業。
夏の新作の前半を推敲しています。
昼間、散歩に出るのを忘れていて、18時過ぎに慌てて、外に出ました。
3790歩で、2,1キロ。
うーん、昨日より短くなってしまった……。
自宅に籠もっている時はヒゲを剃らないので、5日間で大分伸びてきました。
かなり白髪が多いことに気付いて、ちょっとショック。
まあ、56歳なので、当然なのですが。
関係ないけど、僕が若い頃は口ヒゲを伸ばしている人が多かったのに、今は顎ヒゲの方が多いですね。
実は僕も大学時代、口ヒゲを伸ばしたことがあります。
ええ、若気の至りです。

nice!(3) 
共通テーマ:演劇

nice! 3