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彼女がエスパーだったころ [本]

5月26日(土)
宮内悠介『彼女がエスパーだったころ』(講談社)読了。


彼女がエスパーだったころ (講談社文庫)

彼女がエスパーだったころ (講談社文庫)

  • 作者: 宮内 悠介
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/04/13
  • メディア: 文庫


「わたし」は記者。
S県歌島のニホンザル「アグニ」が火を起こす方法を手に入れた。
ほぼ同時期に、日本中のニホンザルが同じように火を使えるようになった。
が、これは共時性の発現ではなかった。
歌島を脱出した「アグニ」が、日本中のニホンザルに伝えて回ったのだ。
やがて、ニホンザルによる、放火事件が日本中で発生するようになる。
人間たちは「アグニ」を捕獲しようとするが……。

宮内悠介氏の本はこれが8冊目。
記者が取材、または遭偶した6つの事件を描いた連作短編集で、上記は一つ目の『百匹目の火神』。
超常現象を扱っているが、その記述はきわめて科学的。
直木賞の候補になった、『ヨハネスブルクの天使たち』を思い出した。

夕方、近所の図書館分室に散歩してきました。
移動距離は3,6キロ。
この5日間の移動距離が合計で8,1キロ。
普段は1日3,5キロから5,5キロ移動するので、いかに歩かなかったかがわかります。
でも、体重は増えませんでした。
脚本を執筆していると、脳がエネルギーを大量消費するのでしょうね。
間食もしなかったし。
明日は久しぶりに外へ仕事に出かけます。
が、今夜はもう少し頑張らねば!

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