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ホワイトラビット [本]

6月30日(土)
伊坂幸太郎『ホワイトラビット』(新潮社)読了。

ホワイトラビット

ホワイトラビット

  • 作者: 伊坂 幸太郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2017/09/22
  • メディア: 単行本


白兎事件の一カ月前。
兎田孝則は人を誘拐する会社の社員で、指定の人物を連れ去ってくる役割。
同僚の猪田勝と女性を拉致する。
会社のコンサルタントをつとめる折尾、通称「オリオオリオ」が行方不明になったらしい。
折尾は会計係の女を使って、会社の金を横領していたらしい。
オリオン座が大好きで、その蘊蓄を垂れるのが趣味の男だった。
空き巣の黒澤は、同業者の中村に紹介されて、今村と仕事をすることになる。
今村は標的の家でなく、隣の家に入ってしまう。
しかも、そこに、黒澤がいつも被害者宅に残していく置き手紙を落としてくる。
黒澤は仕方なく、隣の家に向かう……。

伊坂幸太郎氏の本はこれが36冊目。
空き巣の黒澤を主人公にしたシリーズの最新作。
立て籠もりを題材にしているが、物凄い仕掛けがしてあって、まんまと騙された。
さすがとしか言いようがない。
上記は最初の数ページで、これだけでは何のことかわからないだろう。
が、これ以上説明すると、ネタバレになってしまいそうで、こわい。
とにかくご一読を。
あなたもきっと騙される。

キャラメルボックス2018サマーツアー『エンジェルボール』の稽古22日目。
7場から12場まで、各場1回ずつ復習した後、第二回通し稽古。
今日は衣裳付き。
早替えが心配でしたが、何とか無事に最後まで通すことができました。
三浦剛も間違えなかった。
石原善暢の二つ目の役が、見ただけでおかしくて、最高でした。
上演時間は5秒短縮して、1時間50分31秒。
快調なテンポで、最初から最後まで楽しむことができました。
ところで、本日、6月30日は、キャラメルボックスの33回目の結成記念日。
特にお祝いはしませんでしたが、33年経っても、こうして新作の稽古をしていられるのは本当にありがたいことがと思います。
キャラメルボックスにかかわるすべての方々に感謝します。
ありがとうございます。
明日からもよろしくお願いします。

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