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中野京子と読み解く運命の絵 [本]

7月22日(日)
中野京子『中野京子と読み解く運命の絵』(文藝春秋)読了。

中野京子と読み解く 運命の絵

中野京子と読み解く 運命の絵

  • 作者: 中野 京子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2017/03/10
  • メディア: 単行本


ドイツ文学者の中野京子が、「運命」をテーマに、西洋美術の名作を紹介・解説する。

取り上げられた作品は、
エドヴァルド・ムンク『叫び』
フランツ・クサーヴァー・ヴィンターハルター『皇后ウジェニー』
アリ・シェーフェル『パオロとフランチェスカ』
ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス『ヒュラスとニンフ』
ピエール=オーギュスト・ルノワール『シャルパンティエ夫人と子どもたち』
などなど。
ローマ帝国の剣闘士を主人公にした映画がハリウッドで作られることになった。
『エイリアン』『ブレードランナー』のリドリー・スコットが監督候補に挙がったが、本人はあまり乗り気でなかった。
が、プロデューサーがジャン=レオン・ジェロームの『差し下ろされた親指』を見せたら、「わたしはすっかりこの時代の虜になった」(映画パンフレットより)
こうして完成したのが、アカデミー作品賞を受賞した『グラディエーター』(2000年)という映画。
剣闘士の運命を描いた絵画が、映画監督の運命も変えたのだ。

キャラメルボックス2018サマーツアー『エンジェルボール』京都公演、本日13時の回が千秋楽です。
終演後は、東京公演と同じく、役者一人一人による一言挨拶と、三本締めがあります。
今度の三本締め担当者は誰でしょう?
京都、大阪、奈良、滋賀、和歌山、兵庫、ひょっとしたら、三重、愛知の皆さん、ぜひぜひ京都劇場へ駆けつけてください!

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