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鍵のかかった部屋 [本]

7月29日(日)
ポール・オースター『鍵のかかった部屋』(白水uブックス)読了。

鍵のかかった部屋 (白水Uブックス―海外小説の誘惑)

鍵のかかった部屋 (白水Uブックス―海外小説の誘惑)

  • 作者: ポール・オースター
  • 出版社/メーカー: 白水社
  • 発売日: 1993/10/01
  • メディア: 新書


アメリカ、ニューヨーク。
「僕」は新進気鋭の評論家。
ある日、幼馴染みのファンショーの妻から手紙が届く。
ファンショーが行方不明なった、彼が残した小説の原稿を読んでほしいと。
妻ソフィーは子供を生んだばかりの美しい女性だった。
「僕」はソフィーに協力して、ファンショーの小説を出版しようと動き出す……。

ポール・オースターの本はこれが17冊目。
1986年に出版れた、ポール・オースターの4作目。
『シティ・オブ・ニューヨーク』『幽霊たち』に続く、ニューヨーク三部作の3作目。
ミステリの形を取った純文学で、様々な謎は最後まで解明されずに終わる。
が、スリリングなストーリー展開に最後まで引き込まれた。
ラストの、「僕」とファンショーの対決は物凄い緊張感。

西葛西の東京放送芸術&映画俳優専門学校のスペシャル公演のオーディション。
審査員は、僕と、真柴あずきと、元劇団員の日置なお。
選考会議は非常に難行しましたが、何とかキャスト13人とアンダースタディ2人を選ぶことができました。
で、演目は……、しまった! 発表していいかどうか、聞いてくるのを忘れた!
追って報告させていただきます。
本番は10月27日(土)・28日(日)、会場は東京放送芸術&映画俳優専門学校1階のスタジオ。
次の日曜から稽古開始です。
やったるでえ!

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