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もっと知りたいエル・グレコ [本]

7月30日(月)
大高保二郎+松原典子『もっと知りたいエル・グレコ』(東京美術)読了。

もっと知りたいエル・グレコ―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)

もっと知りたいエル・グレコ―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)

  • 作者: 大高 保二郎
  • 出版社/メーカー: 東京美術
  • 発売日: 2012/10/10
  • メディア: 単行本


16世紀のスペインの画家エル・グレコの作品と生涯を解説する。

「アート・ビギナーズ・コレクション」はこれが36冊目。
エル・グレコの本名は、ドメニコス・テオトコプロス。
クレタ島生れのギリシア人。
1541年、クレタ島の首都カンディアで、収税吏の息子として生れた。
21歳の頃、イコン画家として、独立。
1567年、イタリアのヴェネツィアへ移住し、本格的な油絵制作を開始。
1570年、ローマに移住。
1576年、スペインのトレードに移住。いきなり人気画家となる。
1582年、宮廷画家を目指すが、失敗。
1588年、代表作『オルガス伯爵の埋葬』を完成。
1614年、73歳で死去。
代表作は、『聖衣剥奪』『受胎告知』『トレード風景』『無原罪のお宿り』『ラオコーン』など。
主に宗教画を描いたが、肖像画・風景画も巧み。
宗教画では、人物を細長く描く特徴があり、凄いのになると、15等身の人物も!
しかし、肖像画はきわめてリアルで、非常に巧い画家だとわかる。
晩年の宗教画は表現主義的になり、没後は「奇矯な(エストラバガンテ)画家」と呼ばれ、忘れられた。
再評価されたのは250年後で、ピカソは熱愛したらしい。
スペインでは「ドミニカ・グレコ」と名乗ったが、あだ名は「エル・グレコ」。
意味は「ギリシア人」。

10時より、キャラメルボックス俳優教室の授業。
明日のセリフ発表会に備えて、台本練習をみっちりやりました。
みんな本当にうまくなってきた。
チームごとのまとまりもよくなり、明日が楽しみになってきました。
授業終了後は、中野駅前の歯医者さんへ。
先生と相談して、根が割れた2本を抜き、ブリッジをかぶせることにしました。
子供の頃から、チョコとコーラを摂取し続けてきた報いですね。
若い皆さん、甘いものはほどほどに!
ハミガキは綿密に!

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