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ブレードランナー2049 [映画]

7月31日(火)
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督『ブレードランナー2049』(2017年)WOWOWで鑑賞。

ブレードランナー 2049(初回生産限定) [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: Blu-ray


2049年、カリフォルニア。
LA市警のブレードランナー・K(ライアン・ゴズリング)は新型レプリカント。
旧型レプリカントを探し出し、抹殺するのが仕事。
ある日、地面に埋められた箱の中から、旧型の死体が発見される。
その死体には、出産の痕跡があった!
Kは30年前に行方不明となったブレードランナーのデッカード(ハリソン・フォード)を探し始める……。

1982年の『ブレードランナー』の、35年ぶりの続編。
前作のムードを踏襲したため、話はゆっくりと進み、結果、上映時間は163分。
前作は、暗く猥雑なディストピアとして描かれた、未来のロサンジェルスが何とも斬新で、新しいSF映画の出現と称賛された。
が、今作にその斬新さはない。
前作へのノスタルジーが強く感じられた。
しかし、31年後にロサンジェルスがああなるとはどうしても思えない。

それにしても、ハリソン・フォードは幸福な俳優だと思う。
若い頃に演じた、インディー・ジョーンズ、ハン・ソロ、デッカードを、数十年経ってからまた演じることができた。
35年後のデッカードはすっかり老けて、太ってしまったが、そんなことは少しも気にならない。
前作と同じハリソン・フォードがやってくれることが重要なのだ。
初登場のシーンでは声が出そうになった。
映画にはこんな楽しみ方もあるのだ。
改めて、映画ってすばらしい、と思った。

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