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ブーベの恋人 [映画]

8月25日(土)
ルイジ・コメンチーニ監督『ブーベの恋人』(1963年)GYAOで鑑賞。

ブーベの恋人 【ブルーレイ版】初ブルーレイ化! [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: 株式会社アネック
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1944年、イタリアの田舎町。
マーラ(クラウディア・カルディナーレ)は20歳で、両親・弟と暮らしている。
ある日、家に、ブーベ(ジョージ・チャキリス)という青年が訪れる。
ブーベは故郷に帰る途中、パルチザンの仲間だった、マーラの異父兄サンテの最期を報告するために立ち寄ったのだ。
マーラに落下傘の絹をプレゼントして、ブーベは去る。
やがてブーベから手紙が届き、二人は文通を始める。
数カ月後、ブーベがまたやってきて、仲間と運送屋を始めることになったと告げる。
ブーベはマーラの気持も確かめずに、マーラの父親から結婚の許しを得て、帰ってしまう。
マーラは反発するが、自分がブーベを深く愛していることに気付く……。

これまた名作と誉れ高い映画だが、今日まで見逃していたもの。
1963年の作品なのにモノクロ。
しかし、イタリアの田舎の景色がひたすら美しい。
シンプルなラブストーリーで、クラウディア・カルディナーレが揺れ動く女心を繊細に表現している。
見ながら、「ブーベは恋人」「恋人のブーベ」が正しいのではないかと思っていたが、観終わってみると、やはり『ブーベの恋人』が正しいと気付いた。
だって、マーラは「ブーベの恋人」なのだ。
やっぱり名作。
お薦めです。

1960年前後、映画界には3人のセックス・シンボルがいた。
アメリカは、マリリン・モンロー(MM)。
フランスは、ブリジッド・バルドー(BB)
イタリアは、クラウディア・カルディナーレ(CC)。
モンローは天女で、バルドーは小悪魔。
カルディナーレはバルドーに近く、女豹という印象。
でも、イタリアの女優と言ったら、やっぱりソフィア・ローレンがナンバーワンだと思う。

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