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パラレルワールド・ラブストーリー [本]

8月25日(土)
東野圭吾『パラレルワールド・ラブストーリー』(講談社文庫)読了。

パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)

パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1998/03/13
  • メディア: 文庫


敦賀崇史は大学院の時、山手線を利用していた。
並行して走る京浜東北線に乗っている女性を好きになってしまう。
卒業後、ある企業に就職し、そこが運営している専門学校に入学。
ある日、親友の三輪智彦から恋人を紹介される。
それは、京浜東北線に乗っていた彼女だった。
名前は津野麻由子。
崇史の彼女への思いを捨てようとしたが、どうしてもできなかった……。

この本を読むのも2回目。
並行して二つの世界が描かれる。
片方では、麻由子は三輪の恋人。
もう片方では、麻由子は崇史の恋人。
どう考えてもパラレルワールドなのだが、後半でこの非現実的な事件が見事に解かれる。
理系出身の東野氏だからこそ書ける小説。
殺人事件は起きないが、見事なミステリーになっている。

アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって/夏の大会編』の稽古22日目。
11・12場、12場とやって、尻取り稽古は終了。
その後は、二つの野球の試合を復習しました。
上演時間は現時点で、2時間14分。
しかし、ミスがなくなれば、3~5分は短縮可能だと思います。
とりあえず、2時間10分を目指して、頑張ります。

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