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悲運の映画人列伝 [本]

9月21日(金)
映画秘宝編集部編『悲運の映画人列伝』(洋泉社)読了。

悲運の映画人列伝 ~あの映画人は今 (映画秘宝COLLECTION)

悲運の映画人列伝 ~あの映画人は今 (映画秘宝COLLECTION)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 洋泉社
  • 発売日: 2016/07/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


80年代のアメリカ映画界で、一度スターの座に輝きながら、いつの間にか消えていった人々を紹介・解説する。

映画オタクのライターたちが描く、80年代ハリウッドの裏面史。
前から気になっていたことがいろいろわかって、とてもタメになった。
〇「ブラット・パック」と呼ばれた、『ブレックファスト・クラブ』や『セント・エルモス・ファイヤー』に出演した「ヤング・アダルト・スター」たち。たとえば、エミリオ・エステベス、アリー・シーディー、シンシア・ギブ、フィービー・ケーツたちのその後。
〇メヘナム・ゴーランとキャノン・フィルムが量産した、チャック・ノリス主演のアクション映画、ショー・コスギ主演のニンジャ映画など、C級映画の数々。
〇シルベスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーで稼ぎまくった、カロルコ・ピクチャーズの映画の数々。
〇IFDとフィルマークが量産し、日本以外で大ヒットした、超安物ニンジャ映画の数々。
『ロッキー3』でロッキーの対戦相手役を演じたミスター・Tは、この映画と『特攻野郎Aチーム』で子供たちの人気者になり、今でもCMなどで活躍しているらしい。
僕は消えたと思っていたけど、消えてなかったのだ。

僕が脚本を書き、キャラメルボックス、ナッポス・ユナイテッドで上演した、東野圭吾さん原作の『ナミヤ雑貨店の奇蹟』が、ソウルで上演されることになりました。
原作を韓国の人が直接脚色するのでなく、僕の脚本を韓国語に翻訳して上演するのです。
この形の上演は、『容疑者χの献身』に続いて、2回目。
『容疑者χの献身』の時は、プロデューサーの仲村和生と2人で、ソウルまで見に行きました。
芝居の質がとても高く、出演者が美男美女ばかりで、ビックリしました。
今回の『ナミヤ雑貨店の奇蹟』も、やはりソウルに見に行くことになりそうです。
日本から出るのはこれが4回目。
とても楽しみです。

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