SSブログ

遠縁の女 [本]

11月22日(木)
青山文平『遠縁の女』(文藝春秋)読了。

遠縁の女

遠縁の女

  • 作者: 青山 文平
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2017/04/14
  • メディア: 単行本


江戸時代、東北の小藩。
武井縫(たけいぬい)は二十俵二人扶持の藩士・由人(よしと)の後妻。
由人は武井家の婿で、先妻が4年前に亡くなり、縫が後添えとなった。
先妻の母・久代が家の実権を握り、縫を厳しく苛めた。
ある日、由人が仕事で失敗し、減知となった。
暮らしのため、縫は久代の命令で機織りを始める。
実は、縫は娘時代に機織りを学び、誰にも負けない腕前だった……。

青山文平氏の本は、『つまをめとらば』『半席』に続いて、3冊目。
短編3つを収録した短編集で、上記は一つ目の『機織る武家』。
この人の本は、江戸時代の制度・風俗・文化の調査が舌を巻くほど綿密で、とても勉強になる。
僕は2つ目の『沼尻新田』が一番楽しめた。

キャラメルボックス2018クリスマスツアー『リトル・ドラマー・ボーイ』の稽古20日目。
1~6場を1回ずつ復習した後、第0回通し稽古。
正式の通し稽古は明日からなので、今日は第0回。
数日前に行った、前半後半に分けての通しに比べると、ミスが著しく減少しました。
しかし、上演時間は1時間51分で、ちょっと伸びた。
おそらく中身が詰まったのだと思います。
クライマックスのアクションが痺れるほどカッコいい!
この調子で、明日からガンガン通していきます。
頑張ります!

nice!(3) 
共通テーマ:演劇

nice! 3