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いつも私で生きていく [本]

11月27日(火)
草笛光子『いつも私で生きていく』(小学館文庫)読了。

いつも私で生きていく (小学館文庫 く 15-1)

いつも私で生きていく (小学館文庫 く 15-1)

  • 作者: 草笛 光子
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2018/08/07
  • メディア: 文庫


女優・草笛光子の自伝的エッセイ集。

草笛光子さんは、1933年神奈川県横浜市生まれ。
1950年、松竹歌劇団に入団。
1953年、『純潔革命』で映画デビュー。
以降今日まで、舞台、映画、テレビドラマで大活躍。
ミュージカルが大好きで、ブロードウェイで見た『ラ・マンチャの男』に感動し、東宝の菊田一夫氏に頼んで上演権を獲得。
後に、主役を演じた松本幸四郎氏から「草笛さんのおかげで、セルバンテスを演じることができました」と感謝されたらしい。
岸恵子氏とは高校時代からの親友。
僕が脚本を担当した、2006年放送のテレビドラマ『てるてるあした』にも出演していただいた。
黒川智花さんが演じるヒロイン「雨宮照代」を預かって育てる元・教師で、アパート経営者「鈴木久代」役。
スタジオに行った時、楽屋でご挨拶させていただいた。
気取らず、気さくに話をなさる方だった。
ますますのご活躍をお祈りします。

草笛さんは26歳の時に、作曲家・指揮者の芥川也寸志氏(芥川龍之介の三男)と結婚。
1年9カ月で離婚。
以来ずっと独身だそうです。
70歳を過ぎてから、トレーニングを開始。
ご自宅には稽古場もあるそうです。
この本の巻頭には、トレーニング姿を写した写真も載っています。
今年85歳でこの若さ。
驚くほかありません。

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