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シンデレラたちの罪 [本]

12月27日(木)
クリスティーナ・オルソン『シンデレラたちの罪』(創元推理文庫)読了。

シンデレラたちの罪 (創元推理文庫)

シンデレラたちの罪 (創元推理文庫)

  • 作者: クリスティーナ・オルソン
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2015/08/12
  • メディア: 文庫


スウェーデン。
ヨーテボリ発ストックホルム行きの電車の中から、一人の少女が消えた。
少女の名前はリリアン・セバスチャンソン。
ストックホルム市警警部のアレックス・レヒトは、部下のフレドリカ・ベリマン、ペーデル・リュートらと捜査を開始。
リリアンの母サラの証言から、別れた夫ガブリエルが連れ去った可能性が出てきた。
しかし、ガブリエルの行方はわからない。
フレドリカは別の可能性を探るべきと主張するが、アレックスもペーデルも耳を貸さない……。

クリスティーナ・オルソンは1979年、スウェーデン生まれ。
大学で政治学を学んだ後、国防大学、外務省、公安警察で勤務。
2009年、本書でデビュー。
フレドリカ・ベリマンを主人公としたシリーズの第一作。
フレドリカは刑事ではなく、犯罪を研究してきた民間人。
プロ刑事のアレックスやペーデルとなかなかうまくいかない。
独身の美人で、大学時代の恩師(既婚者)と愛人関係にある。
ペーデルは障害者の兄を持ち、妻とはセックスレスで、幼い双子の息子がいる。
事件だけでなく、刑事たちの私生活も並行して描かれていく。
事件よりも、この人間模様がおもしろいと思った。

銀座九劇のワークショップ、おかげさまで「初級演技鵜座」も「中級演技講座」も、定員の20名に達したそうです。
よかったよかった!
何しろ値段が非常にお高いので、人が集まるかしらと心配だったんです。
なんと、下は13歳から、上は60代まで。
受講生の皆さんが「高くなかった」と思ってくださるように、精一杯頑張ります。

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