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007/美しき獲物たち [映画]

1月11日(金)
ジョン・グレン監督『007/美しき獲物たち』(1885年)WOWOWで鑑賞。

007/美しき獲物たち [DVD]

007/美しき獲物たち [DVD]

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD


007ことジェームズ・ボンド(ロジャー・ムーア)は、ロシアの氷河で同僚の遺体からマイクロチップを回収。
そのデータから、大富豪のマックス・ゾリン(クリストファー・ウォーケン)への疑惑が浮かび上がる。
ゾリンの履歴は不明で、石油とエレクトロニクスで財産を築き、競馬界にも進出。
ボンドはゾリンの所有する城で開かれた種馬オークションに参加。
そこで、アメリカ人女性のステイシー・サットン(タニア・ロバーツ)がゾリンから小切手を受け取るのを目撃する……。

007シリーズの14作目。
3代目ボンドのロジャー・ムーアの7作目。
ロジャー・ムーアはこの映画で引退。
陽気でコミカルなボンドだったが、顔にシワが目立ち、動きが遅くなっていたので仕方ない。
が、年は57で、今の僕と同じ。
ちょっと寂しい気がする。
1作目から出ていた「マネーペニー」役のロイス・マックスウェルも引退。
いつも出番は1回だけだったが、引退記念だからだろうか、アスコット競馬場に行くボンドに同行し、出番を増やしていた。
前作の『オクトパシー』でコミカル路線へ行ったが、今作はまたシリアス路線に戻った。
クリストファー・ウォーケンがまだ若いのに、狂気の天才を好演。
映画自体はまずまずの出来。

1985年はCGがまだ未熟な時代。
アクションシーンはスタントマンたちが体を張ってやっています。
しかし、その危険度は目を覆うばかり。
命綱は見えないように付けていたのだと思いますが、それにしても凄い。
今なら絶対にCGだろうと思います。
『ミッション・シイポッシブル』でトム・クルーズがスタントなし、CGなしを売りにしていますが、この映画のアクションは無理でしょう。
映画の出来はともかく、アクションのレベルは最高だった。
それが007シリーズの凄さなのでしょう。

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