SSブログ

恋愛戯曲 [本]

2月10日(日)
鴻上尚史『恋愛戯曲』(白水社)読了。

恋愛戯曲

恋愛戯曲

  • 作者: 鴻上 尚史
  • 出版社/メーカー: 白水社
  • 発売日: 2006/06
  • メディア: 単行本


向井正也はテレビ局のプロデューサー。
有名脚本家の谷山真由美が所有する山荘にやってくる。
締切を過ぎたのに、谷山が脚本を送ってこないからだ。
谷山は1枚も書いてないと言い、書くために、「私と恋に落ちて」と向井に迫る。
向井が断ると、部屋に閉じこもってしまう。
マネージャーの寺田のアドバイスで様々なアプローチをするが、うまく行かない。
そこへ、近所の郵便局で強盗事件を起こした、仁と京子が逃げ込んでくる……。

2001年にKOKAMI@netwarkの第三回公演として、鴻上尚史氏の演出で初演された戯曲。
僕は未見。
「谷山真由美」役は、永作博美さんが演じた。
現実、谷山が書く脚本、その脚本の中で主人公の女性が書いている脚本、の三重構造で、後半は各世界を目まぐるしく行き来する。
そのため、「今、どれ?」と混乱するが、その混乱を楽しむべきなのだろう。
僕も客席で見てみたかった。

今日は、銀座9劇アカデミアのワークショップの4回目、最終回。
また新富町のスタジオへ行ってきます。
4時間2コマのハードワークですが、教える仕事は本当に好きなので、楽しいです。
頑張ります。
行ってきます。

nice!(2) 
共通テーマ:演劇

nice! 2