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読まずにはいられない [本]

2月25日(月)
北村薫『読まずにはいられない』(新潮社)読了。

読まずにはいられない―北村薫のエッセイ

読まずにはいられない―北村薫のエッセイ

  • 作者: 北村 薫
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2012/12/01
  • メディア: 単行本


ミステリ作家・北村薫の書評、エッセイ、他の作家の作品の解説などを集めた本。

北村薫氏の本を読むのは、これが43冊目。
ミステリの解説が多かったが、これには閉口した。
ネタバレを含む文章なので、その部分まで来ると、読むのをやめなければらないのだ。
マンガ家の喜国雅彦氏の『いつも心に太陽を!②』の巻末の解説で、妻の国樹由香氏が書いていたエピソードを、北村氏が紹介していた。
喜国氏は子供の頃から、「濁音、半濁音、ん、小さい字、音引き、普通の字」の合計6文字でできた言葉を探していて、ついに見つけた。
それは「ポンジュース」。
しかし、北村氏は、「小さい字」を「促音のっ」と「拗音のゃゅょ」に分けたらどうかと言う。
「濁音、半濁音、ん、促音のっ、拗音のゃゅょ、音引き、普通の字」の合計7文字でできた言葉とは?
北村氏の知り合いの朝日新聞社の人が見つけた答えは、「パッセンジャー」。
なるほど、と感心した。

キャラメルボックス2019スプリングツアー『スロウハイツの神様』の稽古初日。
顔合わせ、読み合わせ、親睦会をやりました。
読み合わせの上演時間は、1時間54分。
実際に立ったらプラス10分、というのが経験則なので、2時間4分ということになります。
おまけのショートストーリーズは、3本とも、6~7分。
稽古で削って、6分以内に収めたいと思います。
親睦会では、近くの席に座った、ゲストの松村泰一郎君、島野知也、小林春世、岡田さつきとたくさん話しました。
明日から早速、立ち稽古。
今回の稽古は3週間しかないので、ちょっと急ぎます。
頑張ります。

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