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アウトレイジ最終章 [映画]

2月28日(木)
北野武監督『アウトレイジ最終章』(2017年)CSで鑑賞。

アウトレイジ 最終章 [Blu-ray]

アウトレイジ 最終章 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: Blu-ray


韓国・済州島。
元大友組組長・大友(ビートたけし)は、張会長(金田時男)の庇護の下、日本人の市川(大森南朋)とともに、釣りや歓楽街の見回りをしながら暮らしていた。
ある日、日本人の客から、買った女が気に入らないとクレームが来る。
ホテルへ行ってみると、客は花菱会幹部の花田(ピエール瀧)だった。
花田は大友に脅されて、200万の支払いを約束したが、使いに行った張会長の若い衆を殺害。
ところが、日本に帰国した花田に対し、若頭補佐の中田(塩見三省)は、張会長の報復を恐れ、3000万で詫びを入れろと命じる……。

「アウトレイジ」シリーズの第三作にして最終作。
メインはビートたけし、大森南朋、ピエール瀧の3人だが、西田敏行、塩見三省、大杉漣、白竜、金田時男、岸辺一徳、松重豊ら、強面の俳優たちがガンガン怒鳴る。
前二作同様、いつ誰が殺されるかわからない緊張感に溢れ、一人一人の演技を見ているだけで楽しめた。
が、ストーリーには無理が多く、映画としては、前二作よりかなり落ちると思った。

ビートたけし監督の映画が大好きです。
余計な説明をせず、映像だけで語る。
現実感を重視し、俳優に余計な演技をさせない。
予定調和を無視し、安易な先読みを許さない。
日本やアメリカの映画と比べると、明らかにアート寄りで、だからヨーロッパで高く評価されるのでしょう。
僕のお気に入りは以下の3本です。
①ソナチネ
②キッズリターン
③その男、凶暴につき

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