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ろくでなしの歌 [本]

3月27日(水)
福田和也『ろくでなしの歌』(メディアファクトリー)読了。

ろくでなしの歌―知られざる巨匠作家たちの素顔

ろくでなしの歌―知られざる巨匠作家たちの素顔

  • 作者: 福田 和也
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2000/04
  • メディア: 単行本


慶応大学環境情報学部教授、文芸評論家の福田和也が、日本と海外の文豪24人の、意外とひどい人柄を暴く。

取り上げられたのは、ドストエフスキー、川端康成、バルザック、志賀直哉、ゲーテ、菊池寛、ディケンズ、高浜虚子、チェホフ、島崎藤村、ヘミングウェイ、深沢七郎、スタンダール、D・H・ロレンス、永井荷風、ヘンリー・ミラー、色川武大、スコット・フィッツジェラルド、金子光晴、レイモンド・チャンドラー、梅崎春生、ヘンリー・ジェイムズ、三島由紀夫。
特にひどいのドストエフスキーと永井荷風の2人。
作者と作品を一緒にするのはよくないが、今後、この2人の作品は冷静に読めそうもない。
それほどひどいやつ。

今日も10時から、劇団4ドル50セントの集中レッスンの5日目。
メニューは発声練習、二人語り、エチュード、台本練習。
二人語りのテキストは今日から、太宰治の『走れメロス』。
エチュードは今日から、1対2のディベートで、テーマは「私の好きなもの」。
台本練習のテキストは昨日から、柴幸男さんの『わたしの星』。
何しろ11日間もやるので、いろいろなことができるのです。
受講生たち、少しずつテンションが上がってきています。
声も大きくなってきています。
人の成長を見るのはやっぱりうれしいものです。
明日も頑張ります。

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