孤狼の血 [本]
3月30日(日)
柚月裕子『孤狼の血』(角川書店)読了。
昭和63年6月、広島県呉原市。
日岡秀一は25歳、呉原東署捜査二課暴力団係に配属された。
上司で班長の大上章吾とコンビを組んで、仕事をすることになった。
大上は44歳で、成績優秀な刑事だったが、その素行は型破り。
毎晩飲み歩き、出勤は午後から。
見た目も言動もヤクザそのままで、実際、地元のヤクザと深く関わっていた。
日岡は戸惑いながら、暴力団係のやり方を大上から学んでいく……。
柚月裕子氏の本を読むのは初めて。
『孤狼の血』は昨年映画化され、評判もよかったので読んでみた。
が、まるで昭和のヤクザ映画のようで、少々驚いた。
2014年に発表された小説だが、小説の舞台は昭和63年。
しかし、僕には昭和30~40年代に感じられた。
ストーリーのおもしろさ、ラストのどんでん返しなど、それなりに楽しむことはできたが、暴力団を肯定的に描く姿勢がどうしても気になった。
また、ヤクザよりヤクザっぽい刑事・大上を、ヒロイックに描きすぎではないかと思った。
キャラメルボックス2019スプリングツアー『スロウハイツの神様』池袋公演の8日目、9ステージ目を見てきました。
質はますます向上しているようで、演出家としては一安心。
終演後、楽屋に、近江谷太朗と久松信美さんが来てくれました。
残り2ステージ、どこまで行けるか、楽しみです。
柚月裕子『孤狼の血』(角川書店)読了。
昭和63年6月、広島県呉原市。
日岡秀一は25歳、呉原東署捜査二課暴力団係に配属された。
上司で班長の大上章吾とコンビを組んで、仕事をすることになった。
大上は44歳で、成績優秀な刑事だったが、その素行は型破り。
毎晩飲み歩き、出勤は午後から。
見た目も言動もヤクザそのままで、実際、地元のヤクザと深く関わっていた。
日岡は戸惑いながら、暴力団係のやり方を大上から学んでいく……。
柚月裕子氏の本を読むのは初めて。
『孤狼の血』は昨年映画化され、評判もよかったので読んでみた。
が、まるで昭和のヤクザ映画のようで、少々驚いた。
2014年に発表された小説だが、小説の舞台は昭和63年。
しかし、僕には昭和30~40年代に感じられた。
ストーリーのおもしろさ、ラストのどんでん返しなど、それなりに楽しむことはできたが、暴力団を肯定的に描く姿勢がどうしても気になった。
また、ヤクザよりヤクザっぽい刑事・大上を、ヒロイックに描きすぎではないかと思った。
キャラメルボックス2019スプリングツアー『スロウハイツの神様』池袋公演の8日目、9ステージ目を見てきました。
質はますます向上しているようで、演出家としては一安心。
終演後、楽屋に、近江谷太朗と久松信美さんが来てくれました。
残り2ステージ、どこまで行けるか、楽しみです。