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ブリグズビー・ベア [映画]

3月30日(土)
デイヴ・マッカリー監督『ブリグズビー・ベア』(2017年)WOWOWで鑑賞。

ブリグズビー・ベア ブルーレイ & DVDセット [Blu-ray]

ブリグズビー・ベア ブルーレイ & DVDセット [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: Blu-ray


アメリカ。
ジェームス(カイル・ムーニー)は25歳、荒れ地のシェルターの中で、両親と暮らしている。
外は毒ガスが充満しているため、ジェームスは外出禁止。
父のテッド(マーク・ハイル)はガスマスクをして仕事に出かけていく。
ジェームズは毎週届く教育ビデオ『ブリグズビー・ベア』を見て育ち、今も毎日『ブリグズビー・ベア』について研究している。
ある日、警官の一団がやってきて、両親は逮捕され、ジェームスも町へ連れていかれた。
刑事のボーゲル(グレッグ・キニア)の話によれば、シェームスは生後まもなく、テッドと妻に誘拐されたらしい。
テッドの話は何もかも嘘で、『ブリグズビー・ベア』も、テッドが作ったものだった……。

梶尾真治先生が絶賛していた映画。
アメリカのテレビのコメディ番組『サタデー・ナイト・ライブ』のディレクターのデイヴ・マッカリーが、コメディアンのカイル・ムーニー主演で作った映画。
実の両親に引き取られたジェームズは、現実が受け入れられず、『ブリグズビー・ベア』の話しかしない。
その頑固な姿に、見ていて全く感情移入できなかった。
ところが、クライマックスで、その印象は一変する。
ネタバレになるのでここには書かないが、僕は泣いてしまった。
そして、さすがは梶尾先生が褒めるだけのことはあると納得した。
脇役のマーク・ハミルとグレッグ・キニアがすばらしい。
タイトルやDVDジャケットに惑わされずに、断固見るべし!
お薦めです!

キャラメルボックスの次回公演が発表になりました。
1989年に初演した、『ナツヤスミ語辞典』です。
なんとまあ、30年も前の話になるんですねえ。
直近の再演は2011年で、その時の演出は柿喰う客の中屋敷法仁さん。
僕の演出での再演は2003年が最後なので、16年ぶりということになります。
今回の演目は、劇団史上初の試みで、劇団員全員に「今、一番再演したい作品は?」というアンケートを取ったのです。
で、『ナツヤスミ語辞典』がぶっちぎりの一位。
予想外だったので驚きました。
僕はこの作品をこの16年の間に、キャラメルボックス俳優教室で2回、東京放送芸術&映画俳優専門学校で1回上演しています。
それくらいお気に入りの作品。
またキャラメルボックスで上演することができて、とてもうれしいです。
ぜひともたくさんの人に見てほしいです。
頑張ります。

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