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世界で一つだけの殺し方 [本]

4月27日(土)
深水黎一郎『世界で一つだけの殺し方』(南雲堂)読了。

世界で一つだけの殺し方 (講談社文庫)

世界で一つだけの殺し方 (講談社文庫)

  • 作者: 深水 黎一郎
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/02/15
  • メディア: 文庫


少女のモモちゃんは、パパの運転する車で、ママも一緒に家族でお出かけ。
なぜかパパは行き先を言わなかった。
着いたところはどこかの地方都市のようだった。
そこで次々とおかしな事件が起こる。
警官に追われたスリが池の水の上を走って逃げ、指名手配の写真が一瞬で消え、トンネルに入った列車が出てくる時は半分の長さになっていた。
パパはそこが「不可能アイランド」だと言う……。

深水黎一郎氏の本はこれが10冊目。
『不可能アイランドの殺人』『インペリアルと象』のミステリー中編2本を収録。
『インペリアルと象』には、芸術探偵・神泉寺瞬一郎が登場。
音楽に関するウンチクをこれでもかと並べて、奇天烈な殺人方法を解き明かす。
こんなの、神泉寺にしか解けるわけがないと呆れた。

キャラメルボックス2019『ナツヤスミ語辞典』の稽古10日目。
10・11・12場の立ち稽古をやりました。
途中で「駅長」役の大内厚雄が登場。
12場の後、「駅長」が出る部分だけを抜いて、稽古しました。
大内は初参加にもかかわらず、アドリブを飛ばしまくっていました。
「駅長」役の4人、みんなおもしろいですよ!
乞ご期待!

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