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リボルバー・リリー [本]

5月20日(月)
長浦京『リボルバー・リリー』(講談社)読了。

リボルバー・リリー (講談社文庫)

リボルバー・リリー (講談社文庫)

  • 作者: 長浦 京
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2019/03/15
  • メディア: 文庫


大正13年、埼玉県秩父町。
13歳の細見慎太は、父母、11歳の弟・喬太と東京市本郷区から引っ越してくる。
父は信託会社の社長だったが、何かの事件に巻き込まれたらしく、慎太は祥一郎、喬太は圭次郎と名乗ることになった。
その上、父母は子供二人を残して、東京に帰ってしまった。
慎太と喬太は学校にも馴染めず、近所に住む老人・国松の家に通うようになる。
国松はルパという名の、老いたオオカミを飼っていた……。

2016年度「このミステリーがすごい!」国内編第6位。
家族を殺された13歳の少年が、帝国陸軍とヤクザに追われて、東京へ向かう。
彼を助けるのは、特務機関で養成された元・暗殺者の小曽根百合、通称「リボルバー・リリー」。
プロットと言い、時代考証と言い、実によくできた冒険小説だが、アクションシーンの多さ・激しさと、リリーのスーパーウーマンぶりは、いささか過剰に感じられた。
さすがにやりすぎでしょう、ということ。

今日は10時より、キャラメルボックス俳優教室の授業。
今日から、南阿佐ヶ谷の稽古場で授業。
ちょっと狭いけど、アットホームな感じで、とても気に入りました。
15時に授業を終えて、六本木の俳優座劇場へ。
19時より、キャラメルボックス2019『ナツヤスミ語辞典』の本番3日目、4ステージ目。
初日からずっと1時間52分台が続いていましたが、今日は52分台の前半で、最短記録。
非常に快調なテンポで、おもしろかった。
お客さんとして、キャラメルボックスの林貴子が見に来てくれました。
『ナツヤスミ語辞典』、おかげさまで大好評です。
5月23日(木)14時の追加公演はまだチケットが残っていますので、ぜひいらしてください。
お待ちしています。

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