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太陽と乙女 [本]

6月26日(水)
森見登美彦『太陽と乙女』(新潮社)読了。

太陽と乙女

太陽と乙女

  • 作者: 森見 登美彦
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2017/11/22
  • メディア: 単行本


小説家・森見登美彦のエッセイ集。

森見氏の本はこれが17冊目。
森見氏は、1979年、奈良生まれ。
京都大学農学部大学院修士課程終了。
2003年、『太陽の塔』が日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、デビュー。
2007年、『夜は短し歩けよ乙女』が山本周五郎賞を受賞。
2010年、『ペンギン・ハイウェイ』が日本SF大賞を受賞。
『四畳半神話大系』『有頂天家族』『有頂天家族/二代目の帰朝』はアニメ化された。
作家としての内幕をこれほど素直にさらけ出した本を、僕は他に知らない。
リラックスしたいので、自宅が一番、旅行はあまり好きではない、と言い切る。
そして、地元・奈良を深く愛する。
内田百間の大ファンで、その古風で大仰な文体は、百間の影響らしい。
最近、百間の『阿房列車』を読んだので、なるほどと思った。
しかし、森見氏の方がはるかに現代的でおもしろい、と僕は思う。
お薦めです。

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