ファーストラヴ [本]
7月14日(日)
島本理生『ファーストラヴ』(文藝春秋)読了。
真壁由紀は臨床心理士で、夫の我門、息子の政親と3人暮らし。
父親を殺して逮捕された聖山環菜からの依頼で、彼女にインタビューして、本を書くことになる。
我門の弟で、環菜の弁護士の迦葉(かしょう)と協力して、インタビューを開始する。
環菜が殺した父親の那雄人は画家だった。
環菜は幼い頃から、父親の経営する画塾でモデルをつとめていた。
由紀は画塾に参加していた人々に、当時の様子を聞いて回るが……。
島本理生氏の本はこれが22冊目。
由紀と迦葉の過去と、環菜の半生を通して、人と人が深く結びつくことの困難さを描く。
臨床心理士という職業の実態を知ることができて、とてもタメになった。
全体的にミステリータッチで、後半は裁判が始まり、リーガルセスペンスになる。
島本氏の新しい挑戦、成功だと思う。
島本理生『ファーストラヴ』(文藝春秋)読了。
真壁由紀は臨床心理士で、夫の我門、息子の政親と3人暮らし。
父親を殺して逮捕された聖山環菜からの依頼で、彼女にインタビューして、本を書くことになる。
我門の弟で、環菜の弁護士の迦葉(かしょう)と協力して、インタビューを開始する。
環菜が殺した父親の那雄人は画家だった。
環菜は幼い頃から、父親の経営する画塾でモデルをつとめていた。
由紀は画塾に参加していた人々に、当時の様子を聞いて回るが……。
島本理生氏の本はこれが22冊目。
由紀と迦葉の過去と、環菜の半生を通して、人と人が深く結びつくことの困難さを描く。
臨床心理士という職業の実態を知ることができて、とてもタメになった。
全体的にミステリータッチで、後半は裁判が始まり、リーガルセスペンスになる。
島本氏の新しい挑戦、成功だと思う。