カーテンコール! [本]
7月18日(木)
加納朋子『カーテンコール!』(新潮社)読了。
萌木女学園はお嬢様学校として有名だったが、入学者が減り、4年前に廃校が決定。
最後の学年が卒業という時期に来て、困った事態が発生した。
10人の学生が、単位が足りず、卒業できなくなったのだ。
理事長の角田大造は、半年間の特別補講を決定し、10人を寮に集めた。
ここでのスパルタ授業に半年間耐え抜けば、卒業させると宣言。
筋金入りのぐーたら女子大生たちの、熱い日々が始まった……。
加納朋子氏の本はこれが24冊目。
ぐーたら女子大生たちは、様々な精神的病気を抱えていた。
加納氏は元々はミステリー作家だが、急性白血病から生還して以来、病気を題材にした小説を書くようになった。
この本も、ミステリーというより、心を病んだ女子大生たちの青春群像劇。
理事長の角田がすばらしい教育者で、彼のセリフがいちいち胸に染みた。
加納朋子『カーテンコール!』(新潮社)読了。
萌木女学園はお嬢様学校として有名だったが、入学者が減り、4年前に廃校が決定。
最後の学年が卒業という時期に来て、困った事態が発生した。
10人の学生が、単位が足りず、卒業できなくなったのだ。
理事長の角田大造は、半年間の特別補講を決定し、10人を寮に集めた。
ここでのスパルタ授業に半年間耐え抜けば、卒業させると宣言。
筋金入りのぐーたら女子大生たちの、熱い日々が始まった……。
加納朋子氏の本はこれが24冊目。
ぐーたら女子大生たちは、様々な精神的病気を抱えていた。
加納氏は元々はミステリー作家だが、急性白血病から生還して以来、病気を題材にした小説を書くようになった。
この本も、ミステリーというより、心を病んだ女子大生たちの青春群像劇。
理事長の角田がすばらしい教育者で、彼のセリフがいちいち胸に染みた。