思い出の作家たち [本]
7月21日(日)
ドナルド・キーン『思い出の作家たち』(新潮文庫)読了。
コロンビア大学名誉教授で、日本文学研究者のドナルド・キーンが、日本現代文学を代表する5人の作家について語る。
語られたのは、谷崎潤一郎、川端康成、三島由紀夫、安部公房、司馬遼太郎。
ドナルド・キーン氏は谷崎を除く4人と交流があり、特に安倍と親しかったらしい。
5人のうち、世界で一番有名なのは、三島だとキーン氏は言う。
また、司馬の作品は歴史小説・時代小説ということもあり、海外ではほとんど読まれていない。
僕は昭和50年代後半に朝日新聞で連載されていたエッセイでキーン氏を知ったが、これは司馬の紹介で引き受けた仕事だった。
キーン氏はアメリカ生まれながら、文化勲章を受勲し、日本国籍を取得し、今年の2月24日、96歳で永眠した。
日本文学への貢献は計り知れない。
この本は12年前に書かれた本。
ドナルド・キーン『思い出の作家たち』(新潮文庫)読了。
思い出の作家たちーー谷崎・川端・三島・安部・司馬 (新潮文庫)
- 作者: ドナルド・キーン
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2019/04/26
- メディア: 文庫
コロンビア大学名誉教授で、日本文学研究者のドナルド・キーンが、日本現代文学を代表する5人の作家について語る。
語られたのは、谷崎潤一郎、川端康成、三島由紀夫、安部公房、司馬遼太郎。
ドナルド・キーン氏は谷崎を除く4人と交流があり、特に安倍と親しかったらしい。
5人のうち、世界で一番有名なのは、三島だとキーン氏は言う。
また、司馬の作品は歴史小説・時代小説ということもあり、海外ではほとんど読まれていない。
僕は昭和50年代後半に朝日新聞で連載されていたエッセイでキーン氏を知ったが、これは司馬の紹介で引き受けた仕事だった。
キーン氏はアメリカ生まれながら、文化勲章を受勲し、日本国籍を取得し、今年の2月24日、96歳で永眠した。
日本文学への貢献は計り知れない。
この本は12年前に書かれた本。