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もっと知りたい熊谷守一 [本]

8月17日(土)
池田良平+蔵屋美香『もっと知りたい熊谷守一』(東京美術)読了。

もっと知りたい熊谷守一 ―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)

もっと知りたい熊谷守一 ―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)

  • 作者: 池田 良平
  • 出版社/メーカー: 東京美術
  • 発売日: 2017/12/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


天童市美術館館長の池田良平と、東京国立近代美術館企画課長の蔵屋美香が、明治・大正・昭和と活躍した画家・熊谷守一の生涯と作品を解説する。

熊谷守一(くまがいもりかず)は1880年、岐阜県生まれ。
父親は地主で、製糸工場を経営し、後に衆議院議員になった。
1898年、共立美術学館で日本画の基礎を学ぶ。
1900年、東京美術学校西洋画科選科に入学し、黒田清輝からの指導を受ける。同級に青木繁がいて、友人となる。
1904年、西洋画科選科を首席で卒業し、西洋画科研究科に進む。
1908年、文展に入選。
1916年、二科展に出品、二科会員となる。
1929年、二科技塾の講師となる。
1935年、雑誌「中央美術」で初めて特集が組まれる。
1953年、「モリカズ様式」が確立する。
1967年、文化勲章の内示を受けるが、辞退。
1977年、97歳で死去。
僕にはこの人の絵の良さは全くわからないが、60歳を過ぎてから画風を変え、73歳でそれを完成させたというのは、とても凄いことだと思う。
57歳の僕に同じことができるだろうか?

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