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スヌーピーの大冒険 [映画]

8月17日(土)
ビル・メレンデス監督『スヌーピーの大冒険』(1972年)DVDで鑑賞。

スヌーピーの大冒険 [DVD]

スヌーピーの大冒険 [DVD]

  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
  • メディア: DVD


スヌーピーはビーグル犬で、小学生のチャーリー・ブラウンの飼い犬。
最近、どこへ行っても、「犬、お断り」の貼り紙・立て札があり、頭に来ている。
ある日、一通の手紙が届く。
そこには、「スヌーピーちゃん、私は3週間も独りぼっちで病院にいます。寂しいから会いに来て。ライラ」と書いてあった。
スヌーピーは即座に友人の小鳥ウッドストックと出発する……。

テレビ映画の2作目で、原作・脚本は漫画『ピーナツ』の原作者チャールズ・M・シュルツ。
僕はコミックスを100冊以上集めた、『ピーナツ』のマニアだが、アニメはあまり見ていない。
いろいろ不満があったからだ。
①スヌーピーがしゃべらない。原作はスヌーピーの心中独白がよかったのに。
②『ピーナツ』は4コマ漫画だからこそおもしろい。長くしたらつまらなくなる。
③日本語の吹き替えのイメージが合ってない。私見だが、谷啓さんとうつみ宮土理さんは全然合ってないと思う。
この映画は英語版を見たので、③は問題ナシ。
しかし、①②の欠点はそのままで、やはり不満が残った。
シュルツ氏は、詩情とユーモアの天才だが、ストーリーを作る力が全くない。
だから、長くするなら、他の人が脚本を書くべきなのだ(それでも、おもしろくするのは難しいと思うが)。
とは言え、このアニメの絵はほとんど原作のままなので、あの絵が動くというただそれだけで、結構感動してしまった。
原題は『SNOOPY,C0me Home』。
確かに病院へ行って帰ってくるだけなんで、全然「大冒険」じゃない。

今日は西葛西の東京放送芸術&映画俳優専門学校へ行き、2年生の中間公演『シラノ・ド・ベルジュラック』を見てきました。
僕もシラノは以前、キャラメルボックスで上演しましたが、古くて長くて難しかった。
2年生たちはよく頑張って、ちゃんとした芝居に仕上げていました。
偉いぞ、2年生!

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