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禁忌 [本]

8月10日(火)
フェルティナント・フォン・シーラッハ『禁忌』(東京創元社)読了。

禁忌 (創元推理文庫)

禁忌 (創元推理文庫)

  • 作者: フェルディナント・フォン・シーラッハ
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2019/01/12
  • メディア: 文庫


ドイツ。
ゼバスティアン・フォン・エッシュブルクは名家に生まれたが、父の代で没落。
前衛写真家として成功を収める。
ある日、若い女性を誘拐・殺害したとして、警察に逮捕される。
死体は見つからなかったが、現場に残された血痕などから、警察はゼバスティアンを厳しく追求。
拷問まがいの取り調べで、犯行を自供する。
が、弁護士のビーグラーに対して、自供は拷問による強要と告白し、無罪を主張。
死体のない殺人事件の裁判が始まる……。

シーラッハの本はこれが4冊目。
はっきり言って、ガッカリした。
もともと本国でも賛否両論に分かれたという話だが、僕は全然ダメだと思う。
ミステリーの変種、と言えば聞こえがいいが、これはやってはいけない禁じ手。
前半で充分に伏線が張ってあったものの、それでもラストで「こりゃないよ!」と腹が立った。
が、この本の前に読んだ『犯罪』『罪悪』『コリーニ事件』はおもしろかったので、これからも読み続けようと思う。

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