エーリカ [本]
9月12日(木)
エルケ・ハイデンライヒ『エーリカ』(三修社)読了。
ベルリン。
クリスマスの数日前、ベティのもとに、別れた夫フランツから電話がかかってくる。
フランツはスイスのルガーノで暮らしていた。
フランツに誘われ、12月24日の朝、ベティはルガーノに向けて出発する。
プレゼントを買うためにデパートに入り、そこで偶然見つけたピンクの巨大なブタのぬいぐるみを買ってしまう。
名前はエーリカ。
ベティが巨大なエーリカを抱きかかえて外に出ると、たくさんの人がこちらを見た……。
エルケ・ハイデンライヒは1943年生まれの作家・コラムニスト・司会者。
『エーリカ』は短いクリスマス・ストーリーで、ミヒャエル・ソーヴァの挿絵がいくつか付いている。
ベティとエーリカの旅は、まるで林明子さんの絵本『こんとあき』のようだった。
ただし、こちらは大人で、冬で、絵はみんな暗いが。
そんな中、ピンクのエーリカだけが浮き立って見える。
図書館で偶然見つけた本だが、読んでみてよかった。
エルケ・ハイデンライヒ『エーリカ』(三修社)読了。
ベルリン。
クリスマスの数日前、ベティのもとに、別れた夫フランツから電話がかかってくる。
フランツはスイスのルガーノで暮らしていた。
フランツに誘われ、12月24日の朝、ベティはルガーノに向けて出発する。
プレゼントを買うためにデパートに入り、そこで偶然見つけたピンクの巨大なブタのぬいぐるみを買ってしまう。
名前はエーリカ。
ベティが巨大なエーリカを抱きかかえて外に出ると、たくさんの人がこちらを見た……。
エルケ・ハイデンライヒは1943年生まれの作家・コラムニスト・司会者。
『エーリカ』は短いクリスマス・ストーリーで、ミヒャエル・ソーヴァの挿絵がいくつか付いている。
ベティとエーリカの旅は、まるで林明子さんの絵本『こんとあき』のようだった。
ただし、こちらは大人で、冬で、絵はみんな暗いが。
そんな中、ピンクのエーリカだけが浮き立って見える。
図書館で偶然見つけた本だが、読んでみてよかった。