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夏と夜と [本]

10月18日(金)
鈴木清剛『夏と夜と』(角川書店)読了。



僕は外注パタンナーで、ゆきと結婚して4年目。
小田急線和泉多摩川駅からバスで15分の中古の家を買った。
ゆきは会社を辞めて、僕の手伝いを始める。
ある日、僕は専門学校の同級生だった和泉みゆきと偶然再会する。
僕とみゆきとスウちゃんの3人は大の仲良しだった。
卒業してから2年後、スウちゃんは亡くなった。
みゆきと会ううち、当時の思い出が次から次へと蘇ってくる……。

鈴木清剛氏の本は『ロックンロールミシン』『消滅飛行機雲』に続いて3冊目。
鈴木氏は1970年、神奈川生まれ。
1979年『ラジオ デイズ』が文藝賞を受賞してデビュー。
1999年『ロックンロールミシン』で三島由紀夫賞を受賞。
『夏と夜と』は2007年の刊行だが、近頃、あまり名前を見かけなくなった。
実はこの本も、地元の図書館の「ご自由にお持ち帰りください」のコーナーにあり、奥付に「除籍」というハンコが押してあった。
もう読まれなくなったということだろうか?

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