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探偵が早すぎる(上) [本]

11月14日(木)
井上真偽『探偵が早すぎる(上)』(講談社タイガ)読了。

探偵が早すぎる (上) (講談社タイガ)

探偵が早すぎる (上) (講談社タイガ)

  • 作者: 井上 真偽
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/05/18
  • メディア: 文庫


十川一華(とがわいちか)は高校生。
億万長者・大陀羅勝光(おおだらかつみつ)の隠し子・十川アキラの一人娘で、父の死により、莫大な遺産を相続する。
総額、なんと4兆円!
しかし、父の兄弟といとこたちは、一華を殺して、4兆円を横取りしようとしていた。
一華の家の家政婦・橋田は、一華を守るため、探偵の千曲川光を雇う。
千曲川は犯人の犯行を察知し、未然に防ぐのが得意な探偵だった……。

井上真偽氏の本は、『その可能性は考えた』『魔女の毒杯』に続いて3冊目。
前の2冊も今作も、本格推理小説というオモチャを存分に遊び尽くす、いわゆるバカミス。
千曲川はちょっとした違和感から犯人の殺人計画を推理し、未然に防いだ上に、犯人に鉄槌を下す。
もう、おかしいったらありゃしない。
下巻も楽しみだ!

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