アデスタを吹く冷たい風 [本]
2月2日(日)
トマス・フラナガン『アデスタを吹く冷たい風』(ハヤカワ文庫)読了。
地中海に面した某共和国。
将軍が起こした革命により、軍事独裁政権が国を支配している。
テナント少佐は、以前は憲兵の大佐だったが、革命後、少佐に降格。
今は国外からの武器の密輸入を捜査している。
国境近くの検問所で、酒を運ぶトラックを調査したが、武器は出てこなかった。
しかし、トラックを運転するゴマールは明らかに怪しかった……。
テナント少佐を主人公としたもの4編と、それ以外の3編を収録した、ミステリー短編集。
図書館で「ジャケ借り」をした。
作者のトマス・フラナガンは1923年、アメリカ・コネチカット州生まれ。
大学教授で文学研究者。
1949年、この本に収録された『玉に懐いて罪あり』で作家としてデビュー。
2002年に亡くなった。
今から70年も前の小説で、古さは否めないが、どの作品にもラストでどんでん返しがあり、見事なミステリーになっていた。
名前も知らなかった作家の本を読むのは、ドキドキして楽しい。
トマス・フラナガン『アデスタを吹く冷たい風』(ハヤカワ文庫)読了。
地中海に面した某共和国。
将軍が起こした革命により、軍事独裁政権が国を支配している。
テナント少佐は、以前は憲兵の大佐だったが、革命後、少佐に降格。
今は国外からの武器の密輸入を捜査している。
国境近くの検問所で、酒を運ぶトラックを調査したが、武器は出てこなかった。
しかし、トラックを運転するゴマールは明らかに怪しかった……。
テナント少佐を主人公としたもの4編と、それ以外の3編を収録した、ミステリー短編集。
図書館で「ジャケ借り」をした。
作者のトマス・フラナガンは1923年、アメリカ・コネチカット州生まれ。
大学教授で文学研究者。
1949年、この本に収録された『玉に懐いて罪あり』で作家としてデビュー。
2002年に亡くなった。
今から70年も前の小説で、古さは否めないが、どの作品にもラストでどんでん返しがあり、見事なミステリーになっていた。
名前も知らなかった作家の本を読むのは、ドキドキして楽しい。
2020-02-02 23:45
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