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のび太の月面探査記 [本]

2月11日(火)
辻村深月『のび太の月面探査記』(小学館)読了。

小説「映画 ドラえもん のび太の月面探査記」

小説「映画 ドラえもん のび太の月面探査記」

  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2019/02/07
  • メディア: 単行本


テレビで「月面探査機なよたけが白い影を撮影」というニュースが流れる。
のび太はクラスで「あれは月のウサギだ!」と主張して、ジャイアンやスネ夫たちに笑われる。
家に帰ったのび太はまたまたドラえもんに泣きつく。
ドラえもんが四次元ポケットから出したのは、「異説クラブメンバーズバッジ」!
これを胸に付けて、どこでもドアを潜ると、月面にウサギたちかいた!

辻村深月さんの本はこれが33冊目。
ドラえもんのアニメ映画の原作として書かれたので、辻村さんの小説というよりも、まさにドラえもん小説!
押さえるべきツボがすべて押さえてあって、さすがは辻村さんと唸った。
最後のどんでん返しは、子どもにはちょっと難しいかもしれない。
だからこそ、読み応えがあって、楽しめた。

今日は14時からこまばアゴラで「ロロ」の『四角い2つのさみしい窓』を見てきました。
若い劇団の芝居を見て勉強を、と思ったのですが、58歳の僕にはどこがおもしろいのか全くわかりませんでした。
残念。
続いて、18時から吉祥寺シアターで「青年団」の『東京ノート/インターナショナルバージョン』を見てきました。
キャラメルボックスの多田直人が出演しているのです。
『東京ノート』は10年以上前に一度見ているのですが、今回はその時よりずっと楽しめた。
日本語の他に、英語、ロシア語、タガログ語、タイ語、韓国語、中国語(台湾)が飛び交い、まさにインターナショナル!
パズルを解くような楽しさがありました。
多田の出番は少しでしたが、十分満足しました。
『東京ノート/インターナショナルバージョン』は2月16日まで。
『東京ノート(通常バージョン)』は2月19日から3月1日までで、こちらにも多田は出演します。
俳優志望者はもちろん、演劇が好きな人すべてにお薦めします!

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