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泥沼スクリーン [本]

2月16日(日)
春日太一『泥沼スクリーン』(文藝春秋)読了。

泥沼スクリーン これまで観てきた映画のこと

泥沼スクリーン これまで観てきた映画のこと

  • 作者: 太一, 春日
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2018/12/12
  • メディア: 単行本


時代劇・映画史研究家の春日太一が、2012年6月から週刊文春に連載中のコラム「春日太一の木曜邦画劇場」の単行本化。
300本の中から93本をセレクトし、さらに洋画について書いた新作5本を「木曜ロードショー」として追加。

あくまでも春日太一氏が好きな邦画の紹介であり、作品自体の出来不出来はあまり問題になっていない。
が、いくつか気になった作品があった。
〇岡本喜八監督『血と砂』(1965年)
〇石井隆監督『夜がまた来る』(1995年)
〇塩田昭彦監督『月光の囁き』(1999年)
〇三隈研次監督『座頭市血煙り街道』(1967年)
〇杉村六郎監督『刑事物語2りんごの詩』(1983年)
徹底したエンタメ指向で、岩下志麻、南野陽子に対しては明らかにファン目線。
しかし、映画に対する激しい愛情がいっぱいで、とても楽しい本だった。


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