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月魚 [本]

3月3日(火)
三浦しをん『月魚』(角川文庫)読了。

月魚 (角川文庫)

月魚 (角川文庫)

  • 作者: しをん, 三浦
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2004/05/25
  • メディア: 文庫


本田真志喜は古書店・無窮堂の三代目店主。
24歳独身で独り暮らし。
瀬名垣太一は真志喜の幼馴染みで、25歳独身、店を持たずに古書の卸売業を営んでいる。
2人は幼い頃、太一が起こした事件によって、今もつかず離れずの関係を続けていた。
ある日、太一がM県の女性から亡き夫の蔵書を引き取ってほしいとの依頼を受け、2人で出かけることになる…。

三浦しをん氏の本はこれが20冊目。
「げつぎょ」と読む。
2000年にデビューした三浦氏が2001年に書いた小説。
真志喜と太一が登場する短編『水に沈んだ私の村』『名前のないもの』も併録。
ホモセクシャルの男性2人の話だが、性的な描写は一切ない。
古書店の世界が舞台なのが珍しく、興味深く読むことができた。
京極夏彦氏の「京極堂」シリーズを思い出した。

今日は成井硝子店・第一回公演『ゲキジョ!』の稽古2日目。
ダンスの振付でした。
振付担当は娘の夏野。
娘は中2の時、川崎悦子先生のビートニック・スタジオに通い始めてから、今年で9年目。
昨年からは、スタジオ・パフォーマンスで振付もやらせていただくようになりました。
息子が主宰していた劇団テアトロ*ネネムでも3公演、振付をしています。
今日も4時間で一気に振付けてしまいました。
これがまあ、どことなく師匠の悦子先生のテイストを感じさせる、カッコよくて、コミカルで、可愛いダンス!
すっかり気に入ってしまいました。
ダンスシーン、どうかお楽しみに!

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