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はじめての絵画の歴史 [本]

12月29日(火)
デイヴィッド・ホックニー+マーティンゲイフォード『はじめての絵画の歴史』(青幻舎)読了。

はじめての絵画の歴史 ―「見る」「描く」「撮る」のひみつ―

はじめての絵画の歴史 ―「見る」「描く」「撮る」のひみつ―

  • 出版社/メーカー: 青幻舎
  • 発売日: 2018/09/01
  • メディア: 大型本


イギリスの画家デイヴィッド・ホックニーと、美術評論家で作家のマーティン・ゲイフォードが、洞窟の壁画からスマホ画像まで、人間の絵画・写真の歴史を解説する。

これも図書館のヤングアダルトのコーナーで見つけた本。
絵画・写真の歴史を、時間の流れを気にせず、テーマ別に語っていくスタイル。
そのテーマとは、
〇光と影
〇空間
〇鏡と反射
〇絵と写真
〇動く絵
などなど。
「カラヴァッジョの影は暗すぎる」という説明には、「なるほど」と思った。
確かに光が当たっている部分の明るさに比べ、当たってない部分の黒が濃すぎる。
が、それによって、絵に現実感と緊張感と深みが生まれている。
この発明はきわめて重大で、後世の画家たちに多大な影響を与えた。
はっきり言って、みんな真似した。
遠近法も浮世絵も、同じような役割を果たした。
テーマ別に絵画を考えるのも、なかなかおもしろいと思った。

午前は、日本演出者協会教育出版部会のZOOM会議。
午後は、自宅の大掃除。
1日目の今日は、一階の窓6つを掃除しました。
妻はトイレ、息子は玄関をやっていました。(娘はアルバイトで外出)
去年の大掃除が、半年ほど前のように感じます。
年を取ると、本当に光陰矢の如しです。

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