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一橋桐子(76)の犯罪日記 [本]

1月29日(金)
原田ひ香『一橋桐子(76)の犯罪日記』(徳間書店)読了。

一橋桐子(76)の犯罪日記

一橋桐子(76)の犯罪日記

  • 作者: 原田ひ香
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2020/11/10
  • メディア: Kindle版


一橋桐子は76歳で、高校時代からの親友の「トモ」と暮らしていたが、そのトモが病気で亡くなってしまう。
桐子は掃除婦だったが、一人では今のアパートの家賃が払えない。
そこで、罪を犯して、刑務所で暮らそうと考える。
まず手始めに万引きをしてみるが、この程度の犯罪では、説教されただけで終わり
次に思いついたのは、贋金作り。
早速、一万円札を持って、コンビニにコピーに行くが……。

これも、徳間書店の編集部の方にいただきました。
原田ひ香氏は1970年、神奈川県生まれ。
大妻女子大学文学部日本文学科卒業。
シナリオライターとして活動した後、2007年に『はじまらないティータイム』で第31回すばる文学賞受賞。
以降、小説家としても活躍。
『一橋桐子(76)の犯罪日記』は、刑務所に入りたい老婆を主人公にした、ライトタッチのコメディ。
主人公の一橋桐子は、非常に素直ないい人で、すぐに好きになれたが、少々世間知らずの度が過ぎるのではないかと思った。
まあ、ボケ役なので、仕方ないが。

今日はキャラメルボックス俳優教室の授業。
卒業公演『アローン・アゲイン』の台本3周目。
9場の後半から11場までの動き付けをしました。
これで動き付けはラストまで到達!
本番初日まであと2週間半。
非常に順調に進んでいます。
来週からはいよいよラストスパート!
ここで感染者が出たら元も子もないので、さらに衛生管理に気を付けて、頑張ります!

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