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レインメーカー [映画]

2月24日(水)
フランシス・フォード・コッポラ監督『レインメーカー』(1997年)WOWOWで鑑賞。

レインメーカー [Blu-ray]

レインメーカー [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: パラマウント
  • 発売日: 2017/09/21
  • メディア: Blu-ray


ルディ・ベイラー(マット・デイモン)は法科の大学生で、悪徳弁護士のブルーザー・ストーン(ミッキー・ローク)の事務所で働き始める。
相棒のデック(ダニー・デヴィート)は、病院に忍び込み、交通事故で動けない患者から無理矢理委任状を取るというやり方をルディに教える。
ルディの最初の仕事は、ドット・ブラック(メアリー・ケイ・プレイス)の弁護。
ドットの息子ダニー・レイ(ジョニー・ウィットワース)は白血病で死に瀕していたが、保険会社のグレート・ベネフィット社は支払いを拒否していた。
ルディは司法試験に合格し、デックと事務所を設立。
グレート・ベネフィット社の顧問弁護士ドラモンド(ジョン・ヴォイト)との闘いを開始する。
一方、ルディは夫のDVで大怪我をしたケリー・ライカー(クレア・デーンズ)と出会い、一目惚れしてしまう……。

ジョン・グリシャムの小説『原告側弁護人』の映画化。
タイトルの「レインメーカー」は、大金をまるで雨が降るように稼ぐ弁護士を意味している。
おそらく長いに違いない原作を、コッポラ監督は猛スピードで描いていく。
ルディはケリーを守るために、ケリーのDV夫を殺してしまうが、ケリーが身代わりになり、正当防衛が認められて釈放される。
普通ならそれだけで1本の映画になりそうなエピソードを、ほんの5、6分で描き、先に進んでしまったのには唖然とした。
が、法廷ドラマとしてはなかなかの出来で、特に裁判長役のダニー・グローヴァーが知的で優しくて、すばらしかった。
マット・デイモンも若くて細い。
ジョン・ヴォイトは百点満点の悪役ぶり。
お薦めです。

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